音源の作り方1

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SugarCapeに実際に音源読み込みの機能が搭載されるのは春くらいの予定ですが、先に時間のかかる音源の作り方のご説明をしていきます。長くなるので、数回に分けて説明します。

SugarCapeの音源は、基本的には「あ」から「ん」、「ぎょ」「にょ」…などの音節単位のwavファイルから構成されます。
例:あ.wav い.wav う.wav え.wav…

ongen_finder

かなりシンプルな実装になっているので、例えば「ちくわ.wav」というようなファイルを音源内に追加しておき、SugarCape側で「ちくわ」と歌詞を入力すれば、そのサンプルが発音されます。

一つ一つのファイルは、44100Hz 16Bit モノラルのPCM形式である必要があります。

各ファイルの作り方は自由ですが、開発用に使用しているテスト用音源などは下記の用な形で作っています。

音節リストをつくる

上述の通り、SugarCapeには基本的に音源内に収録する音節の内容は自由なので、自分で必要に応じてどこまで音節を収録するかを決定します。収録する音節を決定したら、それをリストにしておきます。

iPhone版SugarCape音源[ck]の録音に使った音節リストの例:

“あ い う え お か き く け こ さ し す せ そ た ち つ て と な に ぬ ね の は ひ ふ へ ほ ま み む め も や ゆ よ ら り る れ ろ わ を ん が ぎ ぐ げ ご ざ じ ず ぜ ぞ だ ぢ づ で ど ば び ぶ べ ぼ ぱ ぴ ぷ ぺ ぽ”

基本となる音程を決める

音節リストを元に、音源の録音を始める前に、基本となる音程を決定します。はじめての場合は一番歌いやすい音程を選んでください。

iPhone版SugarCape音源[ck]の基本となっている音程はF4です。

音節リストの順で発音していく

raw_waveform

実際に録音を行います。使用するソフトはなんでもかまいません。iPhone版音源[ck]の録音はCubaseを使って行いました。音質は44100Hz、16Bit、モノラルにしておきます。

このような形で、先ほど作成した音節リストの順番にそって、いっきに録音していきます。

f_raw

休憩をいれてもかまいませんが、なるべく時間をあけないでとった方が均一な声がとれ、自然な出来になるようです。もし途中で発音を間違えた場合などは、その音の後に続けてまた発音していきます。

各音節の長さは0.5秒から5秒くらいまでの間で任意に調整します。長いと発声中に少しずつ声質が変わってきてしまう場合があるので、なれないうちは短く発音したほうが自然になります。

なお、現段階のSugarCapeでは基本的にはビブラートなどを入れないフラットな音でとった方が使い回しがよくなります。

ピッチの補正

raw_pitch

どれほど丁寧に録音しても、ピッチと音量には若干の揺らぎがでてしまうと思います。人間だもの。

調整しなくても音源として使用することはできますが、調整しておいたほうが後々使いやすくなります。

音量については、後ほど紹介するツールで若干の補正を行うことができますが、ピッチについては残念ながら紹介するツールでは補正できません。

quantized_pitch

なお、[ck]ではCubase 5のVari Audioの機能をつかってピッチクオンタイズを行っています。

WAVの書き出し

ピッチ補正などの調整が終わったら、一つのWAVファイルとして書き出します。ここでも音質は44100Hz 16Bit モノラルのPCM形式です。

f_quantized

このファイルには、ミステイクなどが含まれていても問題はありません。

次は、このファイルを元にファイルの切り分けやミステイクの削除、音量の調整などを行っていきます。


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